Friday, June 18, 2010

フレームを探し始めた

もしもサックリ積み替えるのがダメでもなんとか出来るだろう!と適当なところで割り切って
ついにベースとなるKフレームを探し始めた。
それと平行してエンジン換装の可能性を探るため
写真や情報を集める。
欧米にはいろいろな自作派がいるけど、車検がない国が多いせいか、せっかく面倒なエンジン換装をするなら、リジッドのフレームに積み替えるか、フレームに溶接するウェルドオンタイプのハードテールを付けている人たちが多い。
日本のようなショートホイールベース信仰の人もあまり探せなかった。
自分はもうすっかり洗脳されてるのかホイールベースは短い方がカッコよく見える。
しかしスイングアームフレームもなかなか捨てがたい。
丸パイプでちょっと短くて、ショックが前に付いていてこれは悪くない。
いや、かなりカッコいい。
乗り心地だって良いだろう。

海外のサイトも調べたが、わざわざ面倒な事をしてエボエンジンをKフレームに積もうなんて酔狂な人はいないようで、なかなか直接的に役立つ内容は見つからなかった。

でもここで発見をした。
写真を見てたら後部のエンジンステーが別部品になってる
スイングアームピボットの位置も、Kフレームの方が全然前にある!
これでは長さが合わないので、前後が長いエボエンジンは載り切りません。
またヘッドにネックカップがないため
メインチューブの高さもKフレームの方が低いように見える
頭までつかえるようではどうにもならない。

こういった簡単な事に関しても全く情報もノウハウもない中を、手探りで調査をするので効率がとても悪い。
多分プロフェッショナルが読んだらもどかしくなったり、呆れるだろう。

でも、自分のバイクを改造するのだから、なんと言ってもバイクの形を決める一番楽しい仕事は他人に任せないで可能な限り自分で把握して進めたかった。

だいたいフレーム換装や切断は後のリスクが伴う作業だ。
当然自分の責任に於いてやる行為なので、
位置関係、作業方法、内容は自分でコントロールするべきと考えている。

ま、なんと言い訳しても結局のところ「自分でやりたい派」なんです。

さて、作業に戻ってまた考えをまとめる。
自分にとって魅力的なのは鋳物のラグがある72年あたりまでのKフレーム
鋳肌がかっこいいし後ろに補強の帯鉄がないのがいい。
後期型はシートベースとサスの付け根が角材でできたいわゆるアングルフレーム、
しかし、前半分を残してドッキングさせた時、
フレーム全体の印象や、エボエンジンとの雰囲気としては、アングルフレームの方が収まりがいいような気がした。
でも冷静に考えればKフレームにエボエンジンの組み合わせ自体おかしいし、好きなフレームにするべきなのか…
これは今でも答えは出ていない。

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