Monday, October 25, 2010

砂型その後

砂型の続報です。
週末は鋳造をしようと張り切っていましたが
仕事が入って残念ながらできませんでした。
そのかわり友人が鋳造情報を教えてくれたので
ここに書いておきます。


アルミは大きく分けて鋳造用とプレス用の2種類がある
プレス用は伸びが大きく、ビール缶やサッシなどに使われ、鋳造には向かない
鋳造用はエンジンのヘッドやアルミホイルなどに使う、圧縮に強く伸びない。


自動車のアルミホイールなどが最適である。
湯口は真上につけてはいけない
横から流し込むようにしなくてはいけない。

アルミの融点は640度前後、流し込む湯の温度は700-750度が最適
流動性と型に入れて冷え始める分の加熱が必要ということ。




アルミをルツボで溶けた状態で放置するとどんどん水素ガスが溶け込んでいく
それが固めたときに巣穴になる。溶けたらなるべく手早く型へ流し込む。


砂型でも消失型は砂の中にガスが抜けるので、砂の固め加減がとても重要である。

鋳造したあとは熱処理が必要。

この部品は強度に直接関係ないので
熱処理はいらないとは思うけど
とても有益な情報でした。

アルミホイールを切るのはちょっと大変だけど
裏庭に転がっているアルミの15インチホイールを切って溶かすことしました。

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