Wednesday, August 31, 2011

hand stitch seat

I took some seat pics.
These seems to hand stitch.




去年の神戸と今年のお台場で撮ってきたシートの写真。
目の粗い太い糸で縫ってあるシート。
こういうのが好き。
本革のシートを手縫いでタックロールにするのはかなり大変だということがわかった。

どうしたらいいの福島


こんな小さくて狭い国で、原子力発電所を50基以上作って
大事故が起きて、収拾不能になって、大変な面積の絶望的な汚染地域があるのに
何の根拠も無く「安全は私が保証します、だから原発運転しましょう」なんて言ってる経済産業省大臣が総理にならなくてとりあえずよかった。




福島にはたくさんの思い出がある。
去年の秋にも気仙沼や関東の仲間とキャンプをして、バイクで山越えを楽しんだ。
福島には何人かの友達がいて、いろいろな山を案内してもらった。
みんな心優しく、イカした友達だ。
バイクのレースでも何回も行ったし、
仕事でも何度も出かけて自然の中でたくさんのシーンを撮った。

そんな福島が、大変なことになってしまった。
誤解を恐れず言えば、人が住めない地域になってしまった。

今、全国の原子力発電所がある地域が同じような危機にさらされている。
何かあったら人は住めなくなる。
そこに無理矢理住んで(住ませて)、その人たちが生きるために農作物を作ったり魚を捕って
今度はそれが他人の生命を脅かしている。
強制退去した人がどこに行ったらいいのか?
それはここではっきりしたことは言えないが
健康に被害をもたらすような場所に住ませ続ける国を全く信用できない。




震災から半年

地震が起きてそろそろ半年が過ぎようとしている。
半年前、一刻も早く現場に向かおうと焦っていた僕に神戸の人は
「震災から半年も経つと自衛隊もマスコミもすっかりいなくなって、それからが本当の辛さがやってくるんです。」と言った。
「半年後、1年後と継続して訪れることが大切。」とも言われた。
家や家族を失った人たちも、そして家は残っても仕事や職場といった生活の基盤そのものを失った人もいる。
震災になると広告や宣伝に予算を割いている場合ではないので、僕の仕事にも少なからず影響をもたらした。
本当は毎月でも現地に行きたかったんだけど、なかなか現地に向かうことも難しくなってしまった。
でも必ず行くから、また会おうぜ!!






Tuesday, August 30, 2011

シートを作って思った。

初めて、ベースからウレタンから表皮まで自分で作ってみて思った。
シート作りは難しい。
特に難しいのは立体であるウレタンから
型紙を起こして平面の革を立体にするところ。


ここが「キモ」といってもいいかもしれない。
形通りに型紙にしても、革の伸びやウレタンの潰れ具合、反発力の加減で
きれいに張れてくれない。
シート表皮は「貼る」んじゃなくて「張る」んだって
友達のシート屋さんが教えてくれた。
今回は材料のことやウレタンの整形の仕方、道具について、縫い方のこと、本当に親切にいろいろ教えてもらった。
きっとこんな面倒なら、無駄なことしないで自分のところでやらせなさい!って
喉元まで出かかってたと思う。
本当にありがたいことです。

作り始めたら、話に聞いてイメージするのと、実際に手を動かすのとは大違いで難しいことだらけだった。
でも、わかったこともたくさんあった。
ありがちなあまり好みじゃないデザインが、なんでたくさん出回ってるかというと、
工業製品である以上、張りやすさ、きれいに見える条件というを考慮しなくてはいけないからだ。

だから小さな規模で職人さんが作っているシートはデザインの自由度が高くて
自分で技術を持ってるところはすばらしいシートが作れるんだ。

さて、このかっこ良くないシートをこのまま終わらせる訳には行かない!
作ってる時はこれだけ一生懸命作ってるんだから
すこしぐらいかっこわるくても気にならんだろう
と思っていたが、それはノー!!だった。
かっこわるいって自分でわかってるくらいなら使わない方がいいに
決まってる。
とうことで、形状と表皮の縫い方を変更して

作戦続行!!!

Monday, August 29, 2011

seat (T_T)


どんどん切ってどんどん縫って
折り返しの部分は手縫いで
こんな感じに革ができたので

かぶせて、下のいらないところを折り返して
張った!

張った!

しかし

よく見れば…







難しい所は縫い目がちゃがちゃ、シワシワ…
これをどうしたものか。
もう一度縫い直したいけど、革は穴だらけになっちゃう


I was disheartened by my own bad work.

Saturday, August 27, 2011

seat making patten

シートに合わせて紙を貼っていく
カットは雲形定規を使ってなるべくきれいな曲線を描くように、
足りない部分は継ぎ足して、多い部分は切って切り貼ってともか1枚作ってから
大きめの紙、ANAカレンダーの裏紙に当ててきれいな型紙を取る。


こんな感じに3枚で行ける。
手持ちの革にも恐ろしいほどギリギリに収まっている。

心配性なので、型紙をシートに当てて張ってみる。

こんな感じ。
ちょっと厚ぼったいように見えるかも知れないけど
それは気のせい。
黒い本革でびしっと張ったらすごくいい形なんだ。
本当だぜ!!!
本当なんだ!!!!

仮縫いの時役に立つかもしれないので
相マークを入れておく。

革に当てて輪郭を取り、外周を8ミリ余分に縫い代を取って切り抜く。
続く…

Friday, August 26, 2011

seatシートの続きの続きの続き…

このシートの何が気に入らないのか?
前後が長い割に、タンデム部に比べて前部が大きすぎる。
薄くて平べったくて形にメリハリがナッシング。

後端部がかっこわるい、成り行きな形。
先端が薄すぎて形が決まらない。
ベースは、幅広すぎ、先端の形がよくない。

そこで後ろはベースごと切り落として新しく作り直し
薄い部分は盛り、タンデム部も前に延長した。

今は座面を削って厚さと形を整形中
座るところは面積的に小さくなった。
前端も立ち上がりができた。

前端も立ち上がりができた。
もう少し薄くして、形を作って行く。

しかし今作ってるこのシートの全長は54センチくらい、短いのだ。





型紙が正しいか、合皮で作ってみた。
作って縫ってみることで、問題点や課題がわかった。
本番は本革で作っちゃうのだ!
無地も悪かないけど、もうひと工夫する。


Wednesday, August 24, 2011

swing arm & rear shock

最近気になる車両たち
こういうバイクで山に登ってみたい。





これはシートが気になる

Kawasaki

やっぱりスイングアームなのか。



こんなシートも気になる…

Monday, August 22, 2011

moon motorcycle swap meet 2011_25

タンクの幅はこのくらいが自然に思えてきた
目が麻痺してるのかな





moon motorcycle swap meet 2011_24

もうすっかり過去の話になってしまいました。
でもしつこくアップします。
シートフレームを大幅に加工
まっすぐ後ろに下げてる。

それに従ってショックの取り付け位置も前進
てこの原理でノーマルサスだとフニャフニャになっちゃうんだよな。
だからフェンダーとのクリアランスも十分に取ってあるんだろう。

自分の車両を切る時、この方法も候補に挙がった

やっぱりシートに目がいく

タンク位置も後ろに移動してタンクの下側のラインとシートレールが直線上に並んでいる。
自然に見えるけど、オイルタンクもみんなやり直してある。
これだけやって自然ってのがすごく好み。
これは強そう。
帰りの雨は大変だったろう。

マフラーは錆びてる。でもハブやホイールは磨き上げられてる。





タンクとシートの関係がいい。
シートからはカステラが見えてるのも佳。