Sunday, September 29, 2013

SPEED AND CUSTOM SHOW 2013

今日はもう名古屋にいます。
朝からみなさんを待ってるよ!
会場で会いましょう。

レッツゴー名古屋!!



大きな反核の旗のすぐそば!

この看板が目印だよ




Friday, September 27, 2013

今夜出ます

新しいシャツが出来ました。
長袖です。
色は限りなく黒に近いグレー
「スミ」です。
イカスミみたいな色。
少しだけ持って行きます。
バイクは錆び止めの塗料をはがしました。
これ終わったら底貼ってステー付けてパテ入れるから。


同じブースの3台はみんな金属の地が出てるベアメタル状態になる。
しかしどう見ても俺のが一番汚い。
一番おじさんお兄さんなのに、一番技術がないんです。

パテ入れるまでの辛抱だ!

取り回し用にXRバー使ってたんだけど
やっぱりちょっと高すぎて手前に引き過ぎなので
ちょっと加工。
こんな感じ
これならアクセルターンくらい
難なくできる(イメージ)

オフロードマシンっぽくて大好きなポジションになった。

サイドはこんな感じ。



明日朝工場長の秘密基地に寄って
35鉄アウターを展示出来るように加工してから行く。

まだ準備終わらないんだ。
予定では3時出発だからもう寝なきゃ!





今日はキーリングが出来た!


どどーんと出来て来た
リングがつくとこんな感じだよ

それを燻してもらう。

さらに磨いて



こうなりました!
日曜に会場で!!
名古屋に来れなくてこの美女が気になる人は右のメールの欄からお問合せください!


Thursday, September 26, 2013

スピードアンドカスタムショーの看板

さて、当日皆さんが来た時にわかりやすいように、もし万が一僕がいなくても会場のどこにブースがあるのか困らないように(特に困らないか?)看板を作ってみた。
と言うのは僕は世事に疎くていろんなショップの人の顔とか全然知らないんだ。
だから、当日は全然わからなくて、あとで資料や誰かのブログを見て「ああ!」あそこのお店出てたんだ!!って気がつく事が多くてさ。



ちょっと気の利いた、でもウェイターが少々生意気なレストランにあるような
そんな看板をイメージしてみた、角にちょっと段差のモールなんかあしらってさ。
今回材料費はタダ。
家にあったストックの垂木や蝶番を使ってあるから。
看板なんて作るの初めてだったけど、意外にサクサク作れるもんだね。

色の発色がいいようにと、ぶっつけたりした時味が出るように
下に余ってたペンキを塗った。
その後、何本も使いかけて転がってた黒いスプレーを数種類シャーシャーと吹きかける。
青いペンキと白いペンキで汚し塗装をして完成!
でも汚しはいらなかったな。
角はこんな板を付けると玄人っぽいし
オールドスクールな感じがするだろ?

ここで豆知識。
スプレーが古すぎて中身が入ってるのにガスが抜けて噴射出来ないとき、
捨てるのはもったいないよね、

そんな時は、スプレーのアタマを一回外して、

エアガンで直接空気を充填してやるとまたしばらく使えるよ。
これはCRCでもパーツクリーナーでも使える手ダゼ。

ちょっと散歩に出て、きれいな曼珠沙華の花を見ながら乾くのを待つ。



何度か描きなおしてA面はこんな感じ。
テーマは力強さ。


B面はちょっと丁寧に。
でも勢いって大事だな。

おれは汚いけど初めのが好きかな。
このお姉さん、絵筆で何度も顔を描きなおしたんだ。

ではSPEED AND CUSTOM SHOWでこの看板と一緒に皆さんが来てくれるのをお待ちしています!







Wednesday, September 25, 2013

長袖T始めました。

もう朝晩すっかり肌寒くなってきました。
みんな元気かな?
と、いうことで
長袖T作ります。

色は「スミ」っていう真っ黒でもないグレーでもない色。
黒Tにもバーガンディーにも、紺にも合わせられるよう、もちろんこれだけで着ても良い色です。
柄はオッパイいっぱいとM開脚、どっちがいいか考え中です。

SML各5枚だけ作りました。
名古屋でデビューです。

呆れて待て!!!

自作の言い訳だよ。

素人が自分の庭でバイク作るのはまるで楽じゃない。いつも何かが刺さったり火傷したり、どっか切ったり。
やってることがうまく行かないなんて当たり前の日常茶飯事だ。

だからやり直しも日常的。

僕は自分の仕事ではやり直しを好まない。こっちの仕事ってのは稼業のことね。
よく考えて、プランを練って、メンバーと意見を交換して、最も効率のいい方法で素材を集めて仕事をする。

バイクはまるで逆だ。全然イメージ出来ない時は紙や薄い板で仮に模型を作ったり、気に入らなかったら作り直したり。
修行チックに理想の形を追い続けるのは、正直キツい。

でも、サンダーで狙い通りのラインが切れた。ドリルでちょうど真ん中に穴が開いた、溶接がキッチリ付いた。そんな小さな達成感はどれもとても気持ちいい。

これは僕だけかもしれないけど、作業に集中してる時間が大好きだ。
気がつくと夕方になってたり、気がついたら外が明るくなってたり、そういう風に時間が過ぎるのってすごく集中できてる充実した時間なんだ。

だから面白おかしくやってるわけじゃないけど、バイク作るのを誰かに「愉しんでる」と言われても


反論はしないよ。


Tuesday, September 24, 2013

今日の犬キーリング!!原型になるまであと少し!

原型の前の段階まで出来てきたよ!!
そして7thさん自らがバイクで見せに来てくれた。


もうドキドキしながら包みを開けて中を見ると…

ちゃんとナツが覗いてる。
何度も言うけどこれ、全体で3センチちょっと
その真ん中のわずかな幅に文字が彫ってある

これからさらに部分を修正して原型にする。
顔や手足のディテールなどはこれから最後のリクエストを元に最終仕上げ。


もちろんこの状態でクオリティには充分達してる。

だって本当に小さくて、これはあまり言いたくないけど、

俺なんか近いものを見る専用メガネをかけないとわからないくらいの話なんだぜ

それでもみんなに最大限、かわいがってもらえるように、
平面より立体がさらにかっこ良くなるようにいろんな部分を
ブラッシュアップしてもらう。






キーリングとしてももちろん使えるし、僕はチェーンを通して首から下げるよ。
バイクのアンダーブラケットに付けてオーナメントにしてもいいな。

ともかくいい感じなんだ。
早くみんなに見てもらいたくてたまりません。

この原型、彼が毎晩明け方まで作業して7日以上。
本当に手がかかってる。
僕の好みで細かい修正をお願いして、そこもいろいろ直してもらって、
またロウの原型を見せてもらって
また削って…
普通ならもういやだよ、これで良いじゃん!って言われても仕方ないくらい

重箱の隅をつつくように細部を詰めてもらったり、
なんとも抽象的な表現でニュアンスを伝えて、
その漠然としたイメージをソリッドな形にしてもらった。

本当に頭が下がる。
お願いしていたものを見せてもらうときは感無量なんだ。

芸術肌と職人技が渾然一体となって、それがほんの手のひらに乗るくらいの
銀の塊に凝縮されてる。

足の指もみんな彫ってある!!

コロン!
転んでもかわいいよ。

この写真からさらに進化して、きれいな形になって原型ができる。

それからいよいよ量産に入ります。
完成して届くのが金曜日!
間に合うのかベイビィ????
ついにスピードアンドカスタムショーでデビュー!!


真鍮のこれをほんの数個を持って行きます。
僕を見たら「例のアレ、持って来た?」って声かけて下さい。
もしもまだ残っていたら、そっとアナタにお見せしましょう。

Monday, September 23, 2013

近況報告

ほとんどハイレベル間違い探しの域に達しつつある近況報告だけど
今回はいろいろ進んだよ!
なので表紙の絵も更新しました。
リアフェンダーはこの位置でほぼ確定。
タンクはあと1センチ前か…この辺がものすごく悩む。
汚いながらステップがキッチリ付いた。


後ろ半分はこんな見た目。
全てがやりかけで申し訳ないんだけど、位置関係はこれで行く予定。

フェンダー、もう少し長くても良かったか…
まだ微調整はできるので
シートにアンコが盛られてから決めよう。
スピードアンドカスタムショーに備えてBキャブと犬の鈴もつけてみた。
あと今使わない配線を外した。
今回もまた新しく配線を作るのだ。
ジャンクションボックスに端子をプラスドライバーで留めるやり方は一度やってもう充分満足したので
もっと簡単に、確実に脱着ができて整備性のいいやり方を考える!


悩み続けてタンクはこんなになった。
養生にパーマセルっていう紙テープを貼ってあるんだ。

一度開けたキャップの穴をふさいでやり直してるのがわかるかな?
凸凹だけどここはパテでなんとかしよう。
明らかに凹んだ所だけはもう少し叩いて形を直そう。

花びらアジャストスクリューがいいでしょう?

後ろ姿はこんな感じ。
犬グライド35ナローが付いたらどんな感じになるかはお楽しみ。

標準レンズで撮ってみた。
このくらいの全体像。このフロントは3.50、本番は3.00になるからハイトもボリュームもかなり小さくなる。

曲げて叩いてまた曲げて。
ベースも出来て来た。

今回シートは自分で張らないで
お願いすることにした。
これから僕がウレタンを貼ってからシェイプして表皮を作ってもらう。
普段はこういうイレギュラーな仕事の形態ではやってないと思う。
これから表皮のことや加工についていろいろ相談しながら
作業にかかることになる。
週末までにウレタンくらい貼れてるといいな。


もうどうやってもこの位置にしか付かないシートベース
これからステーを付けて固定出来るようにしてからウレタン作業にかかる。

かなり車体とも形が合って来てる。

幅詰めライザーは今付いてるエボスポ純正より1.5センチくらい脚が低いので
ハンドルの位置も結構下がる。
さんざん悩んでリアショックは敢えて内側に追い込まないことにした。
アタマが小さくて、なで肩のタンクでボリュームあるエンジンで、
腰がキュッと細くて、
シート周りのヒップがボン!ってなってリアタイヤでまたシュッと細くなるような
トランジスタグラマーを目指してるから。

もしかしたらまた変わるかもしれないけどね。

じゃあまた!

シートを作る。

さて、週末に向けて急ピッチで進んでいますが、
決して完成した状態では持って行けないけど

組みに出してるスポークと、フロントが間に合えば全体像はわかるかな?



今日はシートベースの話。
自分でシートベースを作るのはこれで3個目で
みんなアルミ。
なぜならうちにアルミの板があったから。
アルミはくねくね柔らかいイメージがあるけど、
叩いてるとだんだん硬くなるし、箱形に折り目を入れて行くとかなりしっかりして来る。
まずは輪郭で切ってリアフェンダーの所を逃がしてやる。




ただの板を切っただけの平たいベースを、ここにしかハマらない!って位置まで
合わせて行く。フェンダーのアールとシートベースのアールが揃うように
叩いたりモンキーレンチの先で挟んで少しずつ曲げたり
ここも他のほとんどの作業と同じで、根気のいるメンドクサイ作業。




タンクも少しフレームに食わせてるので、
シートもラインが揃うように少し埋めてやる。

この辺は左右対称だけ気をつけて大雑把にバンバン折っていく



そうやって面だけを気にしていると、だんだんヘリが真っ直ぐになって
フェンダーのアールと合わなくなってくる


ここでちょっと脱線。
リアフェンダーをきちんと固定しないと
シートの位置は決まらない。
これ当たり前。
初めはフレームに当たるくらい前に寄せていたんだけど、
それだと、少しでもチェーンを引いてタイヤが下がると
カッコ悪くなっちゃう。
そこで少しだけフェンダーを後ろに移動、位置を同心円状にタイヤから離して
少々のチェーン調整でも見た目の印象が大幅に変わらないようにした。
この辺のさじ加減と言うか、精度は
各自によって違うと思う。
僕は普通に使えるバイクにしたいので、多少調整しても
カッコ悪くならないくらいルーズに決めた。

さて、ますます直線めいて来た輪郭


まだフェンダーとベースが離れてる。
ここで少しヘリを曲げて最終的にピッタリ合うようにしてやる。

わかりにくいけど、最後に丸みを付けるためにマジックでマーキングしてある部分だけを
少し削ってアールを感じるようにしてやる。

全周に渡って折り目を付けると、少し下から見てもベースの底が見えにくくなるし
箱形ができて、ぜんぜんグニャグニャしなくなった。
あとは紫のラインを少し削って輪郭を整えて、
ウレタンを貼る。


さあ、どこまでできるか。
夜は更けて行くのであった。