Monday, November 10, 2014

タンクを作る #5

僕の仕事は日々の体力とモチベーションがだけが頼りな、心の中から出て来るイメージや想像力を使う仕事。
朝から動物の残酷な記事とか、猛毒に触れて猛烈に死んだ人の話とか、ぐったりするようなネガティブな話題とか、そういう話が出て来ると、イメージの出口が狭くなってしまい、どうかしたら自分の生活に関わる。

そこでSNSで、誰かの投稿が僕にとって危険と思ったらすぐその人の投稿は非表示にします。
さすがにブロックだと少々大げさなので、相互の非表示くらいが多いです。

僕にリアルに危害を加えるとかそういう事じゃなくて、現実では仲良くしてる人も多いけど、SNSで記事を見たり見せたりするような必要はないと思ったらさっとそんな感じに分類させてもらってます。
ホントに、現実社会では特に仲が悪い人じゃなくても、記事はまた別というケースもあるし。
絶望感の共有のためのSNSじゃないしね。
多分、僕の「友達」になってる人のうちバス一台くらいの人達がそのリストに
ギュウギュウ詰めに乗ってます。

そのメンバーが全員で観光バスに乗ってどっか行くことを想像するとちょっと面白い。

あと、イイネは基本しないと思って、僕のイイネがなくても気にしないで下さい。
好きな記事にはするけど、普通のは見るだけです。
だいたい全部の投稿なんかとても見れないし、SNSの独り言なんてわざわざ遡って読む程の話じゃないでしょ。

では合宿の続き。



さてご飯から帰って来て、
差し入れに頂いたお菓子をつまみながらバイクの話で盛り上がります。
本当に夢のような空間。大人って楽しいね!
前使ってたタンクから切り取った下辺を新しいタンクに仮止めしてもらって
話しながら底のフォルムを確認したり、手ヤスリで出っぱりを擦ったりしながらね。

あああ、タンクは出来かけ、シートとリアフェンダーに至ってはまだ手も付いていない。
タンク以外全員クビだ!

翌朝は工場長とパブロフの散歩にお供させてもらいます。
工場長は多分5回くらい散歩してくれたと思う。
散歩好きなパブロフはすっかり彼のトリコです。


この堤防の左側、昔は海水浴が出来るような海岸だったんだって。

フレームのパイプを曲げて製作中の彼のバイク。
やる前は「ミリ単位のこだわりなんてないですよ」って笑って言ってたのに
やっぱりミリ単位でこだわって何度も作りなおして
ビシッと仕上げて来た。

世の中には雑誌やネットに出て来ないだけで、すごい人はたくさんいる。
ネットにもいいことも悪いこともあるし、
そういうのと関係なくなるのも悪くないよね。


こちらは底板を切り出しているところ

サンダーは擦り合わせる時なんかにちょっと使うだけ。
カットはノコギリで、磨くのはグラインダーで
適材適所の工具は騒音も少ないし、なにより効率がいい。

だいたいの事はサンダーで済ませてるから
余計に騒音問題が紛糾するんだと反省。
今現在はパテだから静かですごくいい、
ただ臭いと粉塵が大丈夫かなあ。


例によってボール紙で型紙を作ってからサクッと切り出す。

もう少し続く!




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