Wednesday, September 2, 2015

彫金、あるいは金属に落書きすること。

こないだ書いた通り、気が多い僕は彫金を始めてからというもの、もう夢中になって彫りまくってる。
朝起きて彫って、昼休みに彫って、仕事終わって風呂入る前に彫る感じ。
正確には彫金じゃなくて金属に落書きしてるだけなんだけど、
この消えない落書きって本当におもしろい。アメリカの刑務所の中で服役しながら手足に消えない落書きしちゃう人達がいるらしいんだけど、金属に直接彫って消えない感も、コリコリ彫る感じもなんとも僕の心をくすぐるらしい。

こっちは初めて金属を彫ることに挑戦したトリチョッパー
最初にこれをやってから回転台の重要性に気がつき、ダイソーに走って粗悪な回転台を手に入れて上に万力を乗せて作業してる。
文字のアールなんかは驚くほど彫りやすくなった。
まだお見せ出来るようなものは出来てないんだけど、近日中には何か彫ったものをアップするよ。
僕は作業そのものも好きだけど、出来なかったことが出来るようになるプロセスが楽しくて仕方がない。
たとえそれが修行チックに辛くても、汗かいて溶接機で感電しても、自分で出来るようになる喜びは大きいから。

最近はいろいろな人達が協力してくれるから作業の幅も広がり、お願いしてから完成を待つ楽しみもわかるようになってきた。
でもそれとは別に出来るようになる喜びも感じたい。
エアで彫るマシンもいつか欲しいけど、まずはいつも通りに19世紀的なやり方で彫刻刀と仲良くならないと。

では!


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