Thursday, October 29, 2015

日銀ハードテール作戦と小物入れ募集中

ハロー、今日はちょっと寒いけどみんな元気かい?
タイトルの「日銀」には意味なし!
今日はハードテールの輪郭を決める話。
とりあえず取り付けてみた状態がこれ。


ここでリアフェンダーやシートの候補を考えつつアウトラインを考える。

こちらはカウル
カウルやってみたかったんだけど
どうもハードルが高くてね。

そんなことをしてたら取材がやってきました

実演でアルミ鋳物なんかやったりして

この模様はもしかしたら来月の本に出てくるかも知れない。

さてレーサーで使われているハードテールは
アクスルの位置が極端に高くない。
だからフレームからの取り出しの下側のラインがあまりカクンと曲がってない。
僕のハードテールがバイクについていたときの写真をもらって
重ね合わせてみると…


フォークの長さとタイヤの直径が違うのは無視してもらうとして問題はフレーム

かなり近い感じ。
いろいろ濃さを変えたりして、銀行の人がハンコの真贋を確認するみたいに何度も見るが
けっこういい感じである。


リアのループが大きいのが違うけど、
アイアンにはこっちが合ってる気もする(アイアンじゃないケド)

この辺はブレーキやマフラーのステーか。

ドリルを連続させて手で切り出したようなアクスルプレートの穴は
こっちに変える。

写真からループの角度を割り出す時
こんなやり方をしてる。
もちろん真横でなければ違って来ちゃうし、完全な数値じゃないけど
まずは数値化したらそれに修正をかけることは出来る。


こうやってトレースして

良さそうな感じを探して

円を同心円にしていらない線を整理すると
まるっきり図面を書けない僕でも
角度とアールがわかる。

ただこのハードテールこの辺がけっこうサックリというか、雑に作ってある。

僕は切り落とした先端をどうやって復活させるべきか考え中。
しかしアレだな。
溶接してわざわざ潰しパイプみたいに見せるなんて何か間違ってる気もしてきた。

まるで2台持ちみたいにみえるだろ?
多分今だけの光景だからちょっと並べて楽しんだりしてみる。
どっちも犬号。
なんと言うか良くも悪くも好みはこういう感じなんだと思う。

外装はさ、これが完成したらいろいろ楽しめるからね。
真っ赤に錆びたフェンダーにクッションなしのサドルだと
にわかにチョッパー的色彩が濃厚になる。
サイクルフェンダーにサドルとピリオンも捨てがたい。
全然派手さはないけど
これもいいよ。
普段乗るならこっちかも。

カウルはいわゆる好奇心なのかも知れない。



オイルタンクなんだけど、
XLCHタイプで行こうとほとんど決めてたんだけど
なんと僕のバイクはヘッド回りがデカい上に

一昨年フレームを切った貼ったして
XLHのタイプからXLCHの直立したシートポストに作り替えたから
オイルタンクが入らないことが判明。

と言っても元々は左側のXLHのオイルタンクの方が好きでこれにしたんだから
全然構わないんだ。
今はこの反対側にオイルタンクと良く似た左右対称な小物入れみたいのがあるんだけど
それを探し中…
誰か売ってもいいよ!って人がいたら教えて下さい。





Wednesday, October 28, 2015

アイアンスポーツ続報

ハロー!
今日は暖かかったね。
ハードテールはインロウ用のパイプを作って頂いてるところ。
ロッドショーに間に合うのか、
それは僕次第。

さて、キャブやブレーキ、外装なしでやってきたアイアンだけど
この時点で家に来てそろそろ10日くらい経ったところ。
犬号のエボスポーツから取り外したままストックしてあった部品を取り付けてだんだん形になってきた。

エンジンも車体もホコリと油にまみれてたので洗車機とブラシで丹念に洗ったら
かなりきれいになって来たじゃないか!




もちろんポイントのところのタイマーカバーは犬製品を使うよ!


リアサスは1200S用のブッシュをサンダーで切り落としてピッタリ入るように加工して付けた。
ちょっとレースっぽくていいかなと。
フロントは貴公子からいただいたFire Stoneの太いタイヤを履かせてみた。

FCR用にワイヤーもスロットルホルダーもちゃんと保存してあった。
床下収納の下を見たらちゃんと箱の上に内容が書いてあって
すぐわかった!5年前のオレありがとう!

試しにスポーク入れてみる。
これはいいね!
でもタイヤが小さいなあ。
ここは18インチか19インチにしてダートトラック的にしたいので
暫定で16インチキャストのままで。


在庫だけではどうにもならない部品は買ってきた。


ゴムのプラグキャップ
あまり主張のないシンプルなリブのデザイン。

リアブレーキホースも新品に。
油圧のブレーキスイッチは機械式にする。



最近忙しかったので昼は出来ないから
夜明けとともに作業を…
音もなく手を動かすのである。

ブレーキのラインを引き直してたら…

仕事に行く時間だ!室内にぐいぐい押し込んで仕事に向かう。

戻って来てバイクを出して続きを
しかしどうしてこんなに散らかっちゃうのかオレ
何かの病気だと思うけど
いつもこうなっちゃうんだよなあ。

無事にリアブレーキのエア抜きも終わって
しばし妄想タイム

ここのクランク状に曲がったパイプがさ


ここのサブフレームの支えのパイプが真っ直ぐになったらいいんだ。
チェーンとの干渉を確認しながらやったらできるんじゃないかな。
1インチくらいのパイプに差し替えて、シートフレームとの合流地点も少し前にしたらどうだろう?
ちょっとXR的なフォルムになるはず。

ウィンカーとホーンの操作はこのコンビネーションスイッチで。
マジックでL/Rなんて書いたら車検も大丈夫
もう在庫があまりないって言うから本当は教えたくないんだけど

配線はこういうアルミのバンドで束ねる。


まず車検を取りたいからこのフェンダーをつけといて。
あ、マフラーがない。

オークションでマフラーを落札したら
親切な出品者の人が、家が近所だから直接引き取りでもいいですよって言ってくれた。
会いに行ったらパブロフのこと知ってる人!
ありがとうございました。




夜に受け渡しして帰ってすぐ取り付け。


よく朝も日の出から営業
まずは音の出ない配線から。

あらかじめ充電しておいたバッテリーを繋いでエンジン始動を試みるが、ちょっとかかってすぐ止まっちゃう。
何度試しても同じ。
キャブにガソリンを直接注いだ時は普通にかかったのに。
そこで不具合の可能性がある負圧コックを落下式にもどして、
締め付け不足で全然ワッシャが潰れていなかったプラグを換えて、
ポイントを調整してギャップを磨いたら…
あっけなく始動!
クラッチの調整が必要。
もしかしたら少し滑っている感じもある。

穴ぼことナット溶接のある汚いフェンダーだけど
これで車検が取れそうな雰囲気になって来た!
あとはブレーキスイッチと方向指示器を付ける。

続く…

Tuesday, October 27, 2015

犬リバティの貼り方

昨日の記事があまりに評判悪くて本当に申し訳ない。
今のロシアはきっとトイレもきれいないいところですよ。

さて、タンクデカールの大きいやつ、
犬リバティのお問合せが多くなってます。

シールに慣れてる人は全然問題ないんだけど、
大きなシールを初めて貼る人は
失敗したらショックが大きいので
やり方というか、貼り方を説明しよう!
ほんのいくつかのコツを知っていたら気泡やゴミの混入の危険性もはるかに減るよ!
風のない日にホコリのこないところでやるのが一番。

用意するもの
中性洗剤
スキージ(みたいなもの)
ネルシャツの切れっぱし(スキージの先を包めるくらい)
水を入れられるスプレーのボトル
プールで使うようなクイックドライタオル

まずタンク
これはよく洗って下さい。
油が付いてるとどんなにいいノリでも必ず剥がれちゃう。

洗剤や、下地の塗料がしっかりしてるならパーツクリーナーで洗浄して
最後はゴミやホコリが流れるようにしっかり水で流します。
もしも多少でもザラザラしてるところがあったら
640番くらいの水ペーパーで軽く水研ぎして
ザラザラ、ベトベト、チクチクしたところがないようにしておいてください。
特にキャップ回りが浮いているとそこからガソリンの気化したのが入って
シールをベコベコに浮かしちゃうので丹念にきれいにしてやって下さい。

濡れたタンクはタオルで拭いたらまた綿埃や糸くずが付くので
これが気泡やゴミの原因になります。
ウレタンのセームかクイックドライタオルかなにかでゴミが出ないように拭いて下さい。
コンプレッサーを持ってる人はエアでほこりを吹き飛ばしてもいいでしょう。

で、

ざっといい大きさに切ってタンクのどこに貼りたいのかチェックします。
マスキングテープで仮止めして位置を見ます。











2%くらいに薄めた中性洗剤をタンクが濡れるくらいにかけます
この時ガソリンは出来るだけ抜いてキャップを外しておきます。
上のパートから貼ります。
少し濡れてるとシールがタンクの上を滑るので
そこで位置を微調整します。
もうここでいいな!と思ったら
タンクキャップの回りから気泡を抜きます。
スキージであまりゴシゴシやらないで回数ですこしずつ空気を追い出して行きます。
その時ネルの布をスキージに被せると水を吸ってくれるし傷がつきにくいです。

きれいに貼るコツはまず中心のラインを決めて
左右に空気を抜くこと。

貼り終えたら3日くらいそのままにして水分が完全に抜けてから
クリア塗料をかけます。
本当は2500円くらいするウレタンのスプレーがいいけど、
ソフト99のアレでもいけます。
クリアも一気にたくさんかけると塗料に入ってるシンナーみたいな成分で
ステッカーがフネフネになっちゃう。
最初はぱーっと粒子を落とすくらいの気持ちで、
だんだん重ねて行って、
最後はタンクキャップ回りの境界線がきちんとクリアでコーティングされるくらいが目安。
そうしておけば給油のガソリンでステッカーが剥がれにくくなるのです。

待てない君の僕ですが、クリアも何日かに分けてきっちり吹きます。
上手に吹けなくて表面が気になっても絶対触らずに乾燥を待つのだ!

クリアーは1ヶ月くらい乾かしたらワックスとかもかけられます。
そしたらホントに完成!

ちなみに犬リバティデカールは

お姉さんありのナロータイプ
お姉さんなしのレギュラータイプ
どちらも開脚のサイドのデカールが2枚付いて
9500円+taxです


わかりにくいところがあったらメールして下さい。
ではまたね!