Saturday, July 30, 2016

Chabott Engineeringに行きました #1

本が発売されて、同時にインスタのフォロワーもうなぎ上りに急増!
なんてことは全くなく、いつもの日常です。
ブログもそろそろ通常営業に戻さないと。
ずっと書きたかったチャボエンジニアリングに行った話
「行った」というより「磯部さんに連れて行ってもらった」んだけど。
Chabott Blogには衝撃の謝罪写真と共にもうかなり前に載せてもらってます。

「気になる存在」なんて書いてあってこれまたビックリ!
でも共通の知り合いがいたり、
木村さんが作ってくれたトロフィーがうちにあったり、
でも去年お邪魔した時は会えなかったので
今回が初対面。

その話はあとで書くとしよう。



シラセイズミ邸があるマーヴィスタから
車で小一時間




山に近いところにアズサの街がある。
ほら、この景色、見たことあるだろ?
コルチナが停まってる。

これまた見たことあるバイクが並んでる。
ここがチャボエンジニアリングなのである。

ここの規則は仲間(アイテム)は仲間同士並べることになってる。
らしい






挨拶もそこそこに、僕が真っ先に見に行ったのがこれ。
今から思えば半分小走りだったと思う、恥ずかしい。

この工具ラック、しばらく前にチャボブログで
見て、見たらどんどん欲しくなって、ついに我慢出来ずに自分で作ったのが
下の写真のこれ。


どこに何があるかすぐわかるのと、
何が足りないかも一目で分かる。
移動が簡単。



 上側はこんななってる。増築を重ねる温泉旅館みたいに、必要な機能がどんどん追加されてる
ドライバーは洋灯みたいな金具に差してある。

最初はネジ締め関係だったマンションに、いつしかライターやワイヤーブラシが同居を始めてる



裏側は二軍というか、出番の少ないメンバーか。

間にもほら、日本のCRC556みたいなWD40が
地面から少し浮いてるのはキャスターがついてるから。

この辺の配置関係が
工学的でもあり、エモーショナルでもある。

ビスで引っ掛けてあると移動で落ちやすいが取りやすい
ヒートンは落ちにくいが少しだけ取りにくい。

旧配置図がマジックで描いてある。


いきなり工具ラックの話から始まってごめんなさい。
つづく…

Wednesday, July 27, 2016

HOTBIKE Japan 151号本日発売とガレージのお知らせ

こないだから言ってた151号、ついに今日発売です。


 2010年から書き始めた犬ブログも振り返れば、
世界に溢れるインターネット情報の一端みたいな感じで
ブログをコツコツ書いてて、見に来てくれる人がいて、
それはそれで居心地がいいんだ。

犬さんとか呼ばれて新しい人達と知り合ってね。


でも、ネット情報だけじゃなくて、
何か形に残るものを作りたいという方向に変わって来た。

 初めは部品、もちろん部品は今もやっているけど
次にシルバーや真鍮で作るアクセサリー
これも今新作を製作中。
自分のバイクである犬号を作りながら、
形に残って大事にしてもらえるものを作ることが
楽しくなって来た。
 そこでお金を稼ぐ自分の生業のかたわら
寝る間を惜しんでいろんな物を作ってきました。
でも、やっぱりバイクが完成しないと
自分の作品というか作業の結果であるバイクを人に見せることが出来ないじゃん。
犬号も仮完成して走れるようになって、走りながらあちこち直したり、ネジが緩んで怖い目に遭いながらだんだん完成して来た。

そんで話は一気に飛ぶけど、ホットバイクのメンバーとして
出版の仕事に携わることになりました。
立場はフリーランスのままだから
もちろん今まで通り映像もイラストの仕事もやるよ。


「紙の雑誌はもう終わりだよ」って
そういう人もいるけど、僕は手に取って読める本が大好き。
子供の頃から頭は悪いが本はたくさん読んで来た。
我が家でも本は奨励される方向の娯楽だった。
ちょっと害がありそうな本でも、どんどん与えてくれた親にも感謝してるし、
今も昔も空想マニアである僕にとって本は空想の扉なんだ。

アナログ盤がなくならなかったように、数は減っても紙で出来た本は残り続けると思う。


いろんな人が紙の媒体を作りたい、写真集を作ってみたいって言ってるけど
じゃ自分で作れるのか?っていうと答えはノー。
口だけで全部作るのは、口を出す人は簡単だけど、作る人は本当に大変で迷惑。
自分のイメージに忠実な僕だから、自分がわかっていないと
お互いに妥協を強要したりいらないことで気まずくなるのは目に見えてる。
自分が撮った写真、書いた文章がどんな工程を経て
一冊の本になるのかを知りたかった。

自分でそれが最後まで出来るようになるのが
目標。
もちろんタダ本を作るだけなら金さえ出せば誰でも出来る。
自分が読みたくなるような、眺めて楽しい気持ちになるような
そういう本を作る考え方を自分のものに出来たらと思うんだ。

僕はどんどん動いている、
まあ、たえずブレ続けているとも言えるけど
2輪の乗り物みたいなものだから、じっと一カ所にはいられないんだ。
バタンって倒れちゃうから。

進む方向はみんなが期待するような方向ではないかも知れないし、行き先だって不明。
果たしてそれが正解なのかはまるでわからないけどね。

今回のアメリカ行きでお邪魔したチャボの木村さんが
ブログの中でこんなことを言ってて

”ずっと同じことを続けていても行き着く先が「大御所」とか「お偉いさん」だとすると辛いかも、と木村氏。行き着く場所などいらない。いつまでも第一線で汗をかきながら手を汚しながら自分の頭と身体を動かしてチャレンジし続けたい。それを見て次世代のヤング達がカッコイイと思えちゃうくらいに本気で楽しみ続けたい。”

この時は本当の大御所の音楽家の話題で、
今の僕とはニュアンスや方向は違うけど、
僕も自分の手でいつも新しいことにチャレンジしたい。
そして手を動かすことは素晴らしいことだと思う。


INUCHOPPERって書いてあるだろ?

でも、これはやっとスタート地点に立っただけのこと。

こんなベタベタした文体で実際面白いかもわからないし、
好き嫌いはあると思う。




今月号も写真がいいんだ。



北陸も行きました。
10軒のバイク屋さんとと1件の塗装屋さんを取材。
イケダ編集長が6軒、僕が5軒書きました。
誰がどこを書いてるかは読んでみたらわかるかな。
こっちは新コーナー
ウルトラマニュアルテクニック
第一回は鋳物仕上げの話。


 自分のバイクのコーナーも出来ました。
人生相談と言うのか…
皆さんのお悩みにお答えしよう。



そして今
新しい編集部を作ってる。
場所は横浜の美しが丘
たまプラーザが近いんだけどさ。
ここで可能な限り自分たちで工事して
ガレージで編集部で、ちょっとカッコいいバーを始めようという作戦。
アメリカンスタンダードの便器とか置いてさ。


僕も行ける時は工事に参加してる。
そして今工事を手伝いに来てくれた人には
この店がある限りコーヒーがタダで飲める
ライフタイムパスをプレゼント。
得意なことがある人も、特にない人も
ケガと弁当は自分持ちになっちゃうけど
良かったら来て下さい。

横浜市青葉区美しが丘4-27-4めぐみビル

このブログをwebバージョンで表示した右側の
お問い合わせ、から連絡してくれたら返事します!

Sunday, July 17, 2016

BornFree8

これ、シートがなかなかいい。
前のローラーに後ろからゴムベルトかけてあるから
後輪が回ると全体的に走ってることになる。
固定してないから変なことすると転ぶ。
一点にじっとしたまま曲乗りを披露することが出来るマシン。
左右に布団でも敷いといたら転んでもそんな痛くないんじゃないかな?
リンカートだとアクセルが開いたままその辺転がり回るかな?
トリニティその後…
控えめピースサイン

我が道を行く。

Friday, July 15, 2016

BornFree8 #W系

今僕が最も気になっていて欲しいバイクは
W系のボバー
実際これでレースに出てる人達も多いし、最近流行してるんだよね。
追記
僕はレースしたいわけじゃないよ!

Race of Gentlemanだっけ、昔のカッコして走るヤツ、
そこまで厳格に昔っぽくなくていいんだ。


僕は今40代最後の49歳で、
2年前にセル付きの逆輸入オフロードレーサーYAMAHA WR250Rをやめて
1990年代後半のキックスタートのHONDA XRに乗り換えたんだ。
あと10年、キック始動のシングルを山で乗り続けたいから。
多分今みたいな乗り方は大きなケガさえしなかったら15年くらい出来ると思う。
Harleyではそんなひどい山奥には行かないし、
Buddyの福田さんに薦められてから急速に気になり出して
あと20年乗れるよ!って。
パワーないけど楽しいバイクなんだって。


高速巡航は別のバイクでやればいいし
これはこれで楽しそうなんだ。
WLはアメリカでも高騰してきているというけど
Gモーターならまだ比較的求めやすいという。
このエンジンはサービカーっていう三輪車で
1974年まで生産されていたんだ。サイドバルブを現役で1974年まで使うってのは
パワーはなくても信頼性はそれなりにあるってことじゃないかと思う。
そのエンジンとして使われたのかサイドバルブ750のGモーター


中でも僕の好みはテレスコフォークが付いてるタイプ。
昔のVARDはリプロダクトされたんだけど
さすがに手が出ないので



よく出来てるよなあ

60万くらいするらしく…
しかしこのシンプルな形を見てると
なんか自分でもつくれそうじゃない?
もちろん僕が作るわけじゃなくてお願いするんだけどさ。





トリプルは真鍮の鋳物
砲金かな。

ま、全ては車体が手に入ってからなんだけど。
フレームとかエンジンとか
バラバラに買うよりまとめて一台手に入れた方がいいのか。



雰囲気いいと思わないか?

こんな感じもいいよなあ




当時ものかな

こっちはリプロダクト
アンダーブラケットはぐっと奥まで彫り込んだ輪郭


大きく肉抜きされてる。
後ろから割が入って固定。

WLいいなあ。