Monday, November 7, 2016

印象が悪い男イヌさんとMar-Vista Garageその後

こないだ会った人にも犬さんはすごい嫌な人って印象があって…みたいなことを言われましたが、その人は大いに正しいと思います。
僕の印象はあまり良くないと思う。

ところで尾崎さん僕の印象どうでした?
で、やっと外装の下張りができましたので、来週の12・13・14日はこちらホットバイク編集室にいますのでもしも都合がついたら工事に来て下さいね。


後ろの壁はイケダ編集長ががんばって塗装してくれたので
僕が床を張ります。
というのも来週からの次号の編集はこの場所でしなくてはいけないから。
今までの編集部には編集時期は毎晩泊まってたけど、今の僕は可能な限り帰って他の仕事もしなくてはいけないし、
クルマだって置きっぱなしにはできないしね。
生きていくのは大変なのである。

これは玄関側からの景色
床には一面に赤茶色のテラコッタが敷き詰められる予定


この板張り部分はいい雰囲気に漆喰的な仕上げをする予定。

さすがに打ちっぱなしのザラザラの床で徹夜はつらいので、
高級木材の端材を使って床を張る
約八畳の床張り予算1万円
人件費ゼロ
昼から初めて夕方には終わらせたい。
そして僕はそういうの結構得意。
必要な条件と今ある材料できちっと作るよ。

今働いてるT-Sportのクボちゃんを見てても思うのは、ハーレーの世界でも
次に何をやるべきかがわかってるヤツは仕事が速くて的確ってこと。

丸く鉄を曲げるにはどこを焙ったらいいか
どのくらい力をかけたらいいか、全部わかった上でガスに火をつけてる。
彼の作業を見ていると、ほとんど反射的にやってる感じがする。
経験値とスキル。僕が欲しいのはそこなんだ。
能書きは誰でも言えるし、指示してやらせるだけなら誰でも出来る。
自分の手で出来るって特別なんだ。

雑誌もそうだ。自分で出来るってすごいと思う。写真があって文章があって、
あとこの仕事を頼むにはどこに誰がいて次にどうしたらいいかわかってたらそのプロセスを踏めばちゃんと
最後に本が出来る。

すごいよね。

こないだアップした刺繍みたいに自分だけでかんたんに完結できないところが気になる。

僕は映像の仕事ならそれが出来る。
誰に何を頼んでどうしたらいいか普通にわかる。

それなのに今から雑誌のすべてを知る必要があるのか、バイクの修理や組み立てが完璧に出来るようになる必要があるのか。
今出来る事でお金を稼いで、本でも修理でもお金を払ってやってもらうのが正解だと思う。

わざわざ見習いみたいなことをやるのは間違ってるんだろう。

僕の今あるスキルをお金に換えることで、もっと楽しく楽に暮らせるはずだ。
僕の人生はどこでこんなになっちゃったのか。

……そんなこと言っていても始まらないのでサクサク床を貼ろう。




窓枠に使った素晴らしい吉野杉の断片を並べて
垂木というにはあまりに立派な木を打ち付ける。
木の狂いや床の勾配を木片やゴム板で修正して
ガタガタしないように整えてやる。
この調整はやっておいた方がいい。
床なりしないようにボンドと釘の両方で留める。


なんか削ってるイケダ氏 
磯部さんも見に来ました

ほんのわずか材木が足りなかったけど
夕方までにもらった廃材できっちり床を張れる準備ができた。

床板は外で雨ざらしになっていたので、しばらくここに並べておいて
乾いてから打ち付けて
床が完成する。

地面からは少し高くなっています


床には丸い体育館みたいな埋め込みコンセントが付くよ


なかなかいい雰囲気でしょ?
ここで野郎二人が何日か徹夜して本を作るのである。

ガレージだからバイクが中に突っ込めるよ。

話による机と椅子は自分のものを持ち込みだという。
椅子はいつものがあるんだけど
デスクどうしよう、

天板があるから足だけなんとか買うか、ここにある材料で作っちゃうか。
足下は極小ホットカーペットで暖まる予定。
アラジンも持って行こうかな。

次号のウルトラマニュアルテクニック特集はFRPボディを作るの前半かな…
「サドルシートを作る」は中盤くらい行けるかな。
あのサドルと別にアイアン用のコブラっぽいシートも作りたいんだ。

外装にも変化が、
海外で活躍する有名アーティストが
外壁を描いてくれたんだって。
そういえば西池袋にあって日比野克彦が内装に絵を描いた無国籍料理屋の壁、こないだ行ったらインド人におもいっきり塗りつぶされてたっけ。



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